地域を知る活動(1年生)
2024年5月29日 17時30分1年生の総合的な学習の時間で「幸港のアマモ」について学習しました。幸港には、市の港湾漁港課やNPO法人や報道関係の方々など20名近くの方々が待ってくださっており、最初にその数を見て生徒は驚いていたと思います。テントやPCやディスプレイや水中ドローンなどを準備してくださっていました。
「アマモ」とは海でよく見た海草ですが、最近は1960年頃に比べて7割以上減少しているそうです。アマモが減少すると生き物の生息場所がなくなり、「豊かな海」が失われていくのです。幸港はアマモがよく残っている貴重な場所なので、ここでアマモの花枝を取って、種を成熟させ、植えて育て海底に返していこうという活動をしているそうです。地元の幸港が「アマモがとれる」ということで注目されているのを知ってもらおうと、今回参加させてもらいました。説明をしていただいた後、実際に「アマモ」をとりました。
熊手で上手に引き寄せて、巧みにアマモを見つけては玉ねぎ袋に入れていきました。とった花枝を持ち帰り、別の場所で海水につけて、成熟させ種を大きくするそうです。最後の写真は、アマモの「花」の部分です。
貴重な体験ができました。関係者の皆様、日差しが強く、気温も上がる中をお越しくださり、ありがとうございました。