校長より

令和7年度 PTA総会挨拶

2025年4月24日 14時37分

本日は年度始めのご多忙の中、参観日・学級PTA・PTA総会にご出席いただきありがとうございます。

さて、令和7年度が始まりました。

生徒数は、24名の新入生を迎え、2年生21名、3年生24名の計69名です。

昨年の卒業生が35名であったため、11名の減少になります。

先日、今治市教育委員会から「令和7年度学校教育の指針」で4つの方向性が示されました。

「1 確かな学びづくり」「2 たくましい心と体づくり」「3 人と人とのよい関係づくり」「4 地域とつながり、広がる絆づくり」です。

グローバル化・少子高齢化・情報化・異文化理解など、様々な変化に対応し、予測困難(VUCA)な時代を生き抜く資質・素養を身に付けさせることが目標となります。

 本校の取組と方向性につきましては、資料のグランドデザインに掲載しています。

 ホームページでも公開しておりますので、後程、ご覧ください。

 先日の始業式、入学式で生徒には、大島の伝統・文化・良さを未来に継承する責任があると伝えました。

 これらの実現には、保護者 地域の方々のご理解・ご協力が不可欠です。

 今年一年、生徒のためによろしくお願い申し上げます。

 

令和7年度 第1学期委員任命式

2025年4月18日 14時35分

第1学期の委員任命式を行いました。

委員になった生徒は、学年の中心としての役割を果たすようお願いします。

そうでない生徒は、委員の生徒をしっかりと支えてあげてください。

委員であろうとなかろうと、学校全体のために、学級のために心を込めて係の仕事に取り組んでください。

仕事や役割には、本校の校訓である「責任」が付いてきます。

責任は、一人では果たせません。

成功したときに褒められる、感謝される、失敗したときに助けてもらえる、励ましてもらえる環境でこそ互いの責任は育つのです。

皆さんに心掛けてほしいことがあります。

それは「他人の失敗を責めない」「自分一人で抱え込もうとしない」ことです。

言葉で責めるのではなく、行動で寄り添う姿を身に付けましょう。

全校生徒69人、先生・保護者・地域の方々の応援を受け、たくましくしなやかな大島中学校を創りましょう。

令和7年度 第11回入学式式辞

2025年4月18日 14時25分

うららかな春の光が射し、山々を彩るヤマザクラや校庭や公園のソメイヨシノも満開になりました。

本日、晴れ風の中、多数のご来賓の方々のご臨席を賜り、第11回大島中学校入学式を挙行できましたこと、心からお礼申し上げます。

新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんは、どのような気持ちで今日を迎えましたか。

今日から三年間の中学校生活が始まります。

これから始まる生活に対する期待と、今まで慣れ親しんできた小学校生活から離れる不安が入り混じっているのではないでしょうか。

新しい生活のスタートに当たり、皆さんに心掛けてもらいたいことをお話しします。

大島中学校の校訓は「勉学」「責任」「強健」です。

まず「勉学」について。

知識を増やす、技能を習得する、疑問を解決するなど、中学校になると学習の質も量も小学校より増えます。

最初は、内容も方法も分からないことがたくさんあります。

それらを解決する方法は、「聞く力・読む力を付ける」ことです。

学習・生活・委員会・部活動など様々な場面で、皆さんを導いてくれる先輩がいます。

支えてくれる先生がいます。

「聞きましょう、声を」「読みましょう、文字を」。

きっと学習が分かるようになります。

先生たちも皆さんが楽しく分かる学習ができるよう頑張ります。

続いて「責任」について。

学校・学級・委員会・部活動など、学校生活では様々な役割や仕事があります。

それらの仕事に心を込めて取り組んでください。

何事でも「真面目に取り組む姿が一番かっこいい」のです。

三校から集まった24名で協力して、互いの力を貸し借りしながら責任を果たす集団を作りましょう。

最後に「強健」について。

栄養と睡眠をしっかりととる、燦燦と輝く太陽の光を浴びる、趣味や特技に没頭する。

運動で体の汗をかく、よく考えることで頭と心の汗をかく、ストレスと上手に向き合う。

辛いときや悩んだときは、一人で抱えず誰かに助けを求める。

それぞれに合った方法でたくましい体としなやかな心を作りましょう。

2・3年生にお願いします。

皆さんには、先輩方が紡いできた、歴史と伝統ある大島を更に魅力あるものに発展させ、後輩へとつないでいく責任があります。

リーダーとして、新入生を良い方向に導いてくれることを期待します。

結びになりますが、保護者の皆様、本日はお子様のご入学おめでとうございます。

教職員一同、この日を心待ちにしておりました。

大切に育ててこられたお子様を本校で3年間お預かりいたします。

一人一人を大切にし、社会集団生活に必要となる素養と一人一人の個性の伸長を図りながら、充実した学校生活が送れるよう、

また、3年後、一人一人の自己実現が達成できるとともに、「大島が好き」「大島中でよかった」と胸を張れるよう、

教職員一同で力を合わせて教育活動を進めてまいります。

しかし、我々の力だけでは足りない部分もございますので、ご家庭・地域の皆様にもご支援・ご協力を賜るとともに、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げ、式辞といたします。

新入生の皆さん、明日から希望に燃えて登校しましょう。

 令和7年4月9日

今治市立大島中学校長 正岡 宗昭

令和7年度 第1学期始業式式辞

2025年4月14日 14時59分

2025年、令和7年度が始まります。

皆さんは、どのような気持ちで今日を迎えましたか。

 今から100年前、昭和時代が始まりました。

80年前の1945年、日本は太平洋戦争で敗れ、多くの犠牲を払い、財産を失いました。

1947年4月、大島に吉海中学校と宮窪中学校が創立されました。

以後、約80年にわたる長い歴史の中で、大島の教育は幾多の困難や苦難を乗り越えながら発展してきました。

その歩みを支え続けてきたのは、大島を、吉海中・宮窪中を愛し、その精神を受け継いできた先輩方です。

昭和、平成、令和と時代が移り変わる中で大島の様々な伝統は、世代を超えて受け継がれ、今ここで、皆さんは教育を受けることができています。

10年前、少子化に伴い、大島中学校が開校しました。

高齢化・情報化・多文化交流など、社会が目まぐるしく変化する中で、学校教育は新たな時代に向け、歩み始めています。

ここで改めて問います。
皆さん、大島が好きですか。

大島中が好きですか。

先生や友達のことが好きですか。

皆さんには、家族や地域の先輩方が紡いできた歴史と伝統ある大島を更に魅力あるものに発展させ、後輩へとつないでいく責任があります。

皆さんは今一度、大島で暮らし、大島中で学べる喜びをかみしめましょう。
支えてくれるすべての人たちへの感謝を胸に、仲間を信じましょう。

そして未来のために、充実した令和7年にしましょう。